テクニック

DAW


リバーブ/ディレイ/エコー の違い

うまい説明例

ノイズリダクション系


sin波 A に逆位相にした cos波 A' を合成すると打ち消し合って無音になる
この原理を生かして、収録前何もせず静かに部屋の音のサンプリングを行い、その逆位相の波形を用意して、収録した波形に合成する。
ノイズキャンセリングはこの原理。
このとき合成する量や波形は色々状況に合わせて変更の余地がある。
Adobe Auditionの場合は、「ノイズプリントをキャプチャ」等でノイズのプロファイリングができる。
参考1 参考2

ノイズの種類

ホワイトノイズ:テレビの砂嵐系のサーっという音(パワースペクトルが一定)
ピンクノイズ:パワースペクトルが周波数に反比例する形の雑音(1/f)
レッドノイズ:(1/f^2)
...

wikipedia 1 wikipedia 2

※光の波長を考えた時に、低:赤外性(赤)、高:紫外線(青) を考えると、反比例=ピンク、光の加法混色(白)というイメージが付きやすい。

ピンクノイズは反比例 = 1/f 揺らぎ特性があるため、心理物理学実験において有効な可能性を秘める。

fは周波数で、0 < α < 2 と書いてあるが、恐らく 0 < α < e(ネイピア数) あたりを用いると拡張できてくるかもしれない。

色々あるのでカラードノイズと言われている

パープルノイズ→パープルというかマゼンダ

グレイノイズが何故グレイなのかよくわからない。波形上はピンクの分類っぽいけど、「全周波数帯域の音の大きさが聴感上は等しくなる」という点を考慮して無彩色のグレーとしているのだろうか?


ノイズの原因

ヒスノイズ:ホワイトに近い高周波ノイズ...カセットテープの再生の際に少し混じる
サー音(ホワイト):マイク側のゲインが大きすぎた場合,収録音が小さすぎて、アンプによる増幅のし過ぎ
ブーン(ハムノイズ):アンプ等の電源直流回路(AC->DCのトランスや平滑コンデンサ)の不良,電源まわり不具合やアースの不良 (古い機器に多い)
商用電源周波数(東日本:50Hz / 西日本:60Hz辺り)にあればその部分に対してEQでノッチ処理を行う
パチッ:急激な電位差が生じた時の瞬間的なノイズ
ポップノイズ・クリックノイズ :ノッチ処理で除去
高周波ノイズ:フェライトコア等を用いて除去(アナログ的アプローチ)
[品質] S/N 比 ... S:信号 / N:ノイズ = X db ←数値が大きいほど雑音が少ない。
リップノイズ: ・ポップガード等で減少させる。(※ コンデンサマイク等繊細に音を拾うマイクでは要注意)
・スーパーやハイパーカーディオイド等の指向範囲を絞ったマイクを用いて軽減
参考